私は20代から30代前半にかけて壮大な無駄遣いをしていました。
洋服や雑貨などの物はもちろん、定額で料金が発生するようなものを深く考えず契約したり…
しかも小さい頃からなかなか物を処分できないタイプ。
有形無形の無駄遣いと溜め込みの結果、あるとき臨界点を突破してリアルに息苦しくなってきました。
固定費がだんだん高くなり本当に欲しい物が買えない、貯金ができない。
部屋に物が増えすぎて常に「片付けなきゃ」という思いが頭の容量を占めている状態。
もう脳内は気になるタスクでいっぱい!
この頃は当然、新しいことを始める力も金銭的な余裕もありませんでした。
この状況をなんとかせねば…と一念発起して生活をスリム化することを決意。
今回は特に効果が大きかった固定費の見直しについて書いていこうと思います。
格安スマホへの乗り換え
あることをきっかけに、重い腰を上げて大手携帯会社から格安スマホへ乗り換えました。
4年ほど前までは2Gで月7,000円という大手のプランを利用していました。
今考えると2Gって少なすぎるし、7,000円は高すぎる。
結構前のことなのではっきり覚えてないですが、ショップへ料金プランの相談に行き見直してもらってこの料金だったと思います。
家ではWiFiを使ってなんとかなっていたものの、出先で調べ物をするとすぐに通信制限がかかる。
でも携帯会社を乗り換えるのめんどくさいな…といつまでも放置していたら、楽しい旅行中に通信制限がかかってしまい…スマホで予約していた新幹線の予約変更ができず数万円の損をしてしまいました。
速攻で新しいiphoneを買い、各種手続きをして格安スマホに乗り換え!
手続きは窓口を通さずネット完結なので、手続きやSIMのことはネットで調べながらやりました。慣れないことだったので、ここがわりと大変でした。
今は5Gで月1,500円程度!安い!
ちなみに電話はほとんど使わないので、通話し放題のプランはつけていません。
料金体系は明確だし不便なこともほとんどなくて最高!
早く乗り換えれば良かった…
結果:7,000円→1,500円=約5,500円の節約
生命保険契約の縮小
20代の頃、知り合いに勧められるまま適当に入った各種保険。
生活をスリム化するにあたって固定費の見直しをしていたら気づいた…のではなく「最近全然貯金できないな〜」と思って確認したら、1ヶ月の保険料が30,000円以上もかかっていて生活を圧迫していました。
よく考えずに契約したので、必要のない保障がたくさんついており保険料が跳ね上がっていました!
これでは保険料を払うために生きているようなものだと思い、入院に備えるものなど自分に必要なものを残して縮小。
契約を縮小するやりとりにかなり苦労したり、保険について調べたり良い勉強になりました。
これ以降、人に勧められるまま何かを契約するのはやめようと心に決めました。
保険契約の見直しするときには自分で保険について調べ、「どの保険が自分には必要か?」考えてから相談しにいった方がいいです。
なぜなら必要のない別の保険を勧められらりすることもあるから…
結果:30,000円→10,000円=約20,000円の節約
ライフネット生命創業者の出口さんの本。
生命保険についての入門書で、これを読めば生命保険の基礎を理解できます。
私は保険の見直し前に読み込みました。
項目ごとに詳しく説明してあるので辞書的に使うのもあり。
政府のセーフティーネットについても書いてあるおすすめの一冊です。
サブスクリプションの解除
使っていない月額制のサブスクリプションは解除しました。
学習系のアプリや動画配信サイトなどでほとんど使っていないものはバッサリ解除。
この時思ったのが「解除したら即サービス停止」のサービスは次はあまり使いたくないということ。
「退会すると残り○日分のサービスは使えなくなります。本当にいいですか?本当に?」と問われるとちょっと怖い…
逆にNetflixなどは解約してもその月の視聴期間が残っていれば、期限までしっかりサービスを提供してくれるので大好きです。忙しくていったん解約しても、また気軽に契約しています。
結果:約3,000円の節約
まとめ
あらためて書いてみると定番中の定番の見直しですが、ざっと見積もって月額約30,000円の節約になりました!効果抜群!
生活をスリム化することによって、会社を辞めるためのお金を貯めることもできたし、英語を勉強する気力も不思議と湧いてきました。気になることが解消されて頭もクリアに。
もっと早く気づいてやっておけば良かった…
さらに固定費の見直しをしている時に思ったのは、ユーザーのことを考えて作られたサービスを使いたいということ。
契約が複雑すぎるものや解除する時に不愉快な思いをするサービスは次に契約することはたぶんないです。解約する時にかなりのエネルギーを使いました。
まだまだうっかりサブスクを解除し忘れたりすることもあるので、今後も無駄は早めに行動して解消していこうと思います。